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テンプレート:半保護 テンプレート:特筆性 テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer 『シートン動物記 りすのバナー』(シートンどうぶつき りすのバナー)は、1979年4月7日から同年9月29日までテレビ朝日系列局で放送されていたテレビアニメである。日本アニメーションと朝日放送の共同製作。全26話。放送時間は毎週土曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。
概要
日本アニメーションによるシートン動物記アニメ化作品の第2作で、1977年12月に終了した『シートン動物記 くまの子ジャッキー』以来の放送となった。原作はシートン動物記の『バナーテイル』(旗尾リス)。
リアル志向だった『くまの子ジャッキー』と違い、本作は動物をかなり漫画的に擬人化して描いている。また、主人公のバナーが猫に育てられたことと催眠キノコを食べてしまうエピソード以外はほぼ完全にアニメオリジナルの内容で、原作の要素はほとんど残っていない。DVD化はされていない。
ストーリー
舞台はカナダ国境に近いアメリカ北部の大自然。ある農家に母ねこに育てられた灰色リスのバナーがいた。バナーがまだ赤ん坊の時、住んでいた木を人間のきこりに切り倒されてしまい、そばにいた人間の少年に見つかり拾われたのだった。ある夜、野焼きの火の不始末から農家が火事になってしまう。必死に逃げるバナーだったが、母ねこと離ればなれになってしまい、気づくと森の奥深くに来ていた。北アメリカの大自然を背景に動物・自然界の日々を描いた動物アニメーション。
登場キャラクター
- バナー
- 声 - つかせのりこ
- 物語の主人公。最終回でスーと結婚し、三人の子どもに恵まれる。
- スー
- 声 - 横沢啓子
- ハイイロリスの女の子。長老の孫娘。
- クレー
- 声 - 菅谷政子
- バナーの友達りす。
- ロリーおばさん
- 声 - 丸山裕子
- クレーの母親りす。当初は、バナーを毛嫌いしていたが、のちに和解。
- 長老
- 声 - 池田一臣
- ハイイロリスの長老。
- ラドール
- 声 - 肝付兼太
- バナーのライバル役。
- ゴチャ
- 声 - 千葉繁
- 何でも反対する意志の固いりす。
- ミミズク爺さん
- 声 - 永井一郎
- バナーの相談役。最期は人間に銃で撃たれ死亡。
- アカーチョ
- 声 - 青野武
- 森に住むアカリス。
- ノン
- 声 - 大塚周夫
- 森に住むいたずらねずみ。
- ネン
- 声 - はせさん治
- ノンと一緒にいるいたずらねずみ。
- キツツキおばさん
- 声 - 平井道子
- 森に住むキツツキ。お調子者。
- あらいぐま
- 声 - 水鳥鉄夫
- 森に住むあらいぐま。
- スッポンおやじ
- 声 - 大前田伝
- 森の近くの川に住むスッポン。
- 母ねこ
- 声 - 谷育子
- バナーを育てたねこ。24話で町でバナーと会い、一緒に暮らそうと誘うが、リスの仲間たちがいたので断られる。
- うさぎ
- 声 - 池田昌子
- 自分の子を探しているうさぎ。
- ナレーター・母がも
- 声 - 麻生美代子
- 物語のナレーションを担当。
各話リスト
話 | サブタイトル |
---|---|
1 | ねこの子はりす |
2 | 森のなかま |
3 | バナーのマイホーム |
4 | おかしなどろぼう |
5 | しっぽのパラシュート |
6 | みんな ともだち |
7 | クレーの家出 |
8 | クレー救出作戦 |
9 | 引っこし祝い |
10 | リスの学校 |
11 | バラの茂みのうさぎ |
12 | こわい遠足 |
13 | きのこのゆうわく |
14 | 逃げるがかち |
15 | さすらいのヤマアラシ |
16 | スーの星うらない |
17 | あべこべゴチャ |
18 | みのりの秋 |
19 | ひろったオルゴール |
20 | ミミズクの死 |
21 | ヒッコリーの森よさらば |
22 | 新しい森をめざして |
23 | きけんな仲たがり |
24 | 町のぼうけん |
25 | 冬の旅 |
26 | 新しい森で |
スタッフ
- 原作 - アーネスト・T・シートン
- 製作 - 本橋浩一
- 製作管理 - 高桑充
- 企画 - 佐藤昭司、大橋益之助(電通大阪支社)
- 脚本 - 柏倉敏之
- キャラクターデザイン - 森やすじ
- 音楽 - 小森昭宏
- 絵コンテ - 奥田誠治、佐々木勝利、鈴木孝義、桜井美知代、黒田昌郎
- 作画監督 - 小川隆雄、岡田敏靖、羽根章悦、筒井百々子
- レイアウト - 飯村一夫
- 美術監督 - 伊藤主計
- 美術補佐 - 山本二三
- 背景 - アトリエローク、スタジオユニ、小林プロ
- 撮影監督 - 黒木敬七
- 編集 - 瀬山武司、上遠野英俊、割田益男
- 現像 - 東京現像所
- 録音監督 - 斯波重治
- 整音 - 桑原邦男
- 音響効果 - 依田安文
- プロデューサー - 根来昭
- 演出助手 - 鈴木孝義、小園井常久、蔭山康生
- 監督 - 黒田昌郎
- 企画・製作 - 日本アニメーション株式会社
- 制作 - 日本アニメーション、朝日放送
主題歌
- オープニングテーマ - 「きみはねこじゃない」
- 作詞 - 香山美子 / 作曲・編曲 - 小森昭宏 / 歌 - 朝倉理恵(レーベル - CBS・ソニー)
- エンディングテーマ - 「ヒッコリーのきのみ」
- 作詞 - 香山美子 / 作曲・編曲 - 小森昭宏 / 歌 - 朝倉理恵(レーベル - CBS・ソニー)
- オープニングの歌詞中に繰り返し登場する「○○の月」というフレーズは、原作小説における月の表記に基づく。またエンディングの歌詞は、原作中の灰色リスの生態を描いた章の内容を要約したものであり、オープニング・エンディングともにアニメ本編よりも原作をイメージした歌となっている。
放送局
※放送時間は1979年9月終了時点のもの、系列は放送当時のものとする[1]。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
近畿広域圏 | 朝日放送 | テレビ朝日系列 | 土曜 19:00 - 19:30 | 製作局 現:朝日放送テレビ。 |
関東広域圏 | テレビ朝日 | |||
北海道 | 北海道テレビ | |||
宮城県 | 東日本放送 | |||
静岡県 | 静岡けんみんテレビ | 現・静岡朝日テレビ。 1979年6月までは日本テレビ系列とのクロスネット。 1979年7月から放送[2]。 | ||
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |||
岡山県・香川県 | 瀬戸内海放送 | |||
広島県 | 広島ホームテレビ | |||
福岡県 | 九州朝日放送 | |||
岩手県 | テレビ岩手 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
日曜 7:45 - 8:15 | |
山形県 | 山形テレビ | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
水曜 16:30 - 17:00 | |
福島県 | 福島中央テレビ | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
水曜 17:00 - 17:30 | |
山梨県 | テレビ山梨 | TBS系列 | 土曜 7:00 - 7:30 | 1979年7月28日より放送開始[3] |
新潟県 | 新潟総合テレビ | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
現・NST新潟総合テレビ。 | |
富山県 | 富山テレビ | フジテレビ系列 | 火曜 16:50 - 17:20 | |
石川県 | 石川テレビ | 水曜 16:00 - 16:30 | ||
福井県 | 福井テレビ | 水曜 17:25 - 17:55 | ||
島根県・鳥取県 | 日本海テレビ | 日本テレビ系列 | 月曜 19:00 - 19:30 | |
愛媛県 | 南海放送 | 日本テレビ系列 | 金曜 16:55 - 17:25 | |
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
月曜 17:25 - 17:55 | |
宮崎県 | テレビ宮崎 | 水曜 17:00 - 17:30 | ||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 火曜 17:15 - 17:45 |
脚注
- ↑ テンプレート:Cite journal/和書
- ↑ 1979年6月までは同時間帯に読売テレビ制作土曜19:00枠のアニメ『新・巨人の星II』(日本テレビ系列)をネットしていたので未放送。
- ↑ テンプレート:Cite journal/和書